コトバ未満の表現を探る。テクノロジー・アート・社会〜IAMAS研究発表

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

岐阜県大垣にある情報科学芸術大学院大学( IAMAS)で、ここで学生らの研究発表が行われた。今回はその模様を現地からお伝えする。
ARama!/ばいそん
「ARama!」というARアプリでは、タブレットのカメラに映った人のカラダをコピー&ペーストできる、そんな不思議な体験ができる。切り取った写真は自由に配置可能。
まるで分身したかのようなその様子は、文字どおり「あらま!」。
象眼撮影/カズヒデ
「象眼撮影」は、撮影と同時に編集する新たな映像の方法を考える、そんな作品だ。
手にした木枠をモニターのフレームに見立て、撮影中の映像の一部をリアルタイムに切り取る不思議な感覚が楽しい。
みんなで作ろう、食べよう/平塚弥生
平塚さんの「みんなで作ろう、食べよう」は、共に作り、共に食べる。地縁や血縁によるつながりが希薄になった地域社会で、作り・食べることで新たに人がつながろう、そんな意欲的な取り組み。
時間軸時間軸変形地図/大野正俊
「時間軸時間軸変形地図」は、移動時間によって変化する時間軸変形地図。交通の便がよければ地図は近く、悪ければ遠くなる。地図に時間の要素が盛り込まれ、その様子をシミュレーションする。
Inclusion/白石覚也
白石さんの「Inclusion」は、AIと人の協奏によるライブコーディングパフォーマンス。
人とAIがそれぞれ交互に一つのコードを書き換えて、映像と音響が変化する。
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発表は、多様な視点から世の中の今を感じとる。そんなきっかけになりそうな作品があふれていた。作品から今を読み解き、社会のこれからを想像してみては?