ブロックチェーンで労働問題と環境問題を解決する「Paper Tale」登場

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

スウェーデンの企業が開発した「Paper Tale」は、発展途上国のアパレル業界における労働問題と環境問題を解決するテクノロジーだ。
ブロックチェーン技術により様々なデータを記録
Paper Taleは労働者との従業員契約を記録するだけでなく、綿や竹の注文から縫製工場に到着して実際に衣服になるまでの全てのデータを記録できる。ブロックチェーンにて自動的に記録されるのでネットワーク破損などにより消えることもない優れものだ。
労働者の雇用の安全を確保
全ての労働者が雇用契約を結び給与が支払われている。それが確認できて初めて工場から製品を出荷できる仕組みが「Paper Tale」によって作られている。これにより労働者に対する奴隷のような扱いや、児童労働を防ぐことが可能だ。
購入者はスマートタグから様々な記録を閲覧可能
購入者は服についているスマートタグをアプリで読み込むだけで、製品を作った労働者の情報や、水、二酸化炭素の排出を数値化した環境への取り組みを確認できる。一着ごとに正確なデータが記録されており、製品を作った労働者にチップを送金することも可能だ。
テクノロジーが労働者にも環境にも優しい未来に導いていく
Paper Tale
Paper Tale