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※ 視聴回数は1日1回更新されます。以前にbouncyでも紹介したレーザー彫刻機「LaserPecker2」が更なる進化を遂げ、「LaserPecker4」として登場。
従来型は1つの光源のみの対応だったが、「LaserPecker4」は2つの異なる光源を搭載する。木材・革・紙・布・金属・セラミック・プラスチックや食材など、多くの素材に対応でき、指先一つでスマートに切替可能だ。
2つのレーザーをスワイプして使い分け
10W 450nmの青色ダイオードレーザーは、主に木材、革、ガラスの彫刻に適しており、ハイスピードでの彫刻/切断が特徴だ。切断できる厚さは木材で最大8mm、アクリルであれば最大5mm。切断スピードも従来型に比べ、最大2000mm/秒と大幅に向上しており、1回の工程で彫刻から切断へとスムーズに移行できる。
2W 1064nmのパルスファイバーレーザーは金属やプラスチックを彫刻するのに適している。拡散する光を集約し平行にするFAC(ファースト軸コリメーター)レンズを採用し、彫刻精度0.003mm、最大8Kの高解像度彫刻ができる。
これらのレーザーをスワイプしてスマートに切り替えられ、ほぼ全ての材質に対応できる。
彫刻の幅も広がる2つのエクステンション
本機はスタンドの角度も調節可能で、取り外してハンディモードでも使える。
また、オプションのスライドエクステンションをつけると、最大160×300mmまで可動領域が広がる。最大限に使って大面積の彫刻はもちろん、刻印したい物を複数配置して一度に大量生産も可能だ。
曲面エクステンションは、3つの調節可能なアタッチメントがついており、円柱素材や凸凹の形状のものでも簡単に回転しながら彫刻できる。
アプリで簡単操作
本機はBluetooth 5.0に対応。また、USB接続でも繋がる。操作方法は簡単で、インストールしたLeserPeckerアプリ(モバイル/PC)を起動し、自分の好きなデザインを選択してから、解像度、大きさ、材質など設定。彫刻範囲が表示されたら2つの赤外線の点を一つに合わせて開始する。
また、作画・編集から設定・制御まで行えるレーザー彫刻機の制御ソフト「LightBurn」にも対応している。動作可能OSはiOS9.0/Android 7.0/MacOS 10/Windows 10。
なお、「LaserPecker4」は安全面にも配慮されており、作業中に急な振動や傾き、過熱を感知すると停止する設計だ。小さい子供が不用意に使えないよう起動パスワードも設定できる。保護シールドやゴーグルもついており、使用する際に着用するよう案内されている。
サイズは本体が241.0×82.1×139.7mm。スタンドは260.5×218.0×283.5mm。
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世界にひとつだけのオリジナルアイテムを作れそう