お手頃価格で高性能!デスクトップ型3Dプリンター「SPACE 3D」

視聴回数73,953

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
朝日新聞社

bouncy / バウンシー

「SPACE 3D」は、SLA方式(光造形法)を採用したデスクトップ型3Dプリンター。価格を抑えながらも高い性能を持ち、誰でも手軽にハイクオリティな造形物を作ることを可能にした。
産業用並みのスペックを身近に。高品質なものづくりを楽しもう
従来のデスクトップ型3Dプリンターは、多くがFDM(熱溶解積層法)方式を採用している。これらは低価格で一般の人にも扱いやすいメリットがある一方で、表面の仕上がりが荒く細かい形状を再現しづらい事が弱点だ。
ところが、「SPACE 3D」はデスクトップ型の魅力であるサイズや価格帯はそのままにSLA方式(光造形法)を採用。滑らかで高精細な造形を可能にした。
「SPACE 3D」プリンターの分解能は、XY軸が85μm、Z軸が10μmとなっており、従来の3Dプリンターよりも高スペックだ。
加えて、超高解像度2560 × 1600の10.1インチLCDスクリーンを採用したことで、滑らかで非常に精細な造形を可能にした。また、印刷速度は40mm/秒で、同スペックの大型プリンターの約2倍の速さで作業ができるというから驚きだ。
このプリンターがあれば、個人でもフィギュアや模型のような精度の高い立体物を短時間で複数作ることができるというわけだ。
失敗知らずの安心設計で初心者でも安心。
その他「140W UV LEDマトリックス照明システム」といった造形物に対して均一にLEDの光を当てる仕組みや、主要な部品に金属を用い、ぐらつきや揺れを減らす設計を採用したことで、印刷のクオリティと成功率を格段にアップ。失敗作にガッカリすることもなくなりそうだ。
スマートタッチスクリーンやワンクリック印刷など初心者向けの機能も用意されているので、誰でもカンタンに造形に取り掛かることができるのも嬉しいポイント。
素材は硬度や強度の異なる5つの樹脂をサポートしている。もちろん、サードパーティ製の樹脂も使用可能。
現在、Kicksterterでクラウドファンディングを実施中。樹脂素材とワンセットで約639ドル(約69,800円)で購入可能となっている。プロジェクトが成功すれば、2020年2月に発送予定だ。
・・・
「SPACE 3D」でクリエイティブをもっと身近に。精度の高いアイディアを自由自在に形作れるようになりそうだ。
SPACE 3D
123dimension