骨伝導で道案内する音声ナビ「LOOVIC」スマホ地図とにらめっこが過去のものに?

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

「LOOVIC」は空間認知が苦手な方を助ける音声ナビ端末。
声のランドマークで空間認知の課題を解決
「LOOVIC」は、首から下げるタイプの音声ナビゲーションデバイス。
装着すると、振動による通知と4つの骨伝導スピーカーによる音声によって、まるで近くで誰かが案内してくれているかのように誘導してもらえる。
迷いやすいポイントでは「緑の建物の角を左に曲がるよ」などと、ランドマークを声で登録可能。利用者がその場所まで来ると、自動的に登録した音声が流れるので現在地を把握しやすい。必要な情報は音声で知らせてくれるので、利用者は景色を見ながら目印を探すだけでOK。
方向音痴な方はもちろん、誰もが地図やスマホの画面を見下ろさずに目的地へ移動できる。新しい土地でもうつむくことなく、街をキョロキョロしながら目的地にたどりつける。
車載用としても検討されており、自然災害で避難が必要になった際に他言語話者との会話もサポート予定とのこと。
なお「LOOVIC」は、米国最大級のエレクトロニクスショー「CES 2023」で発表されたばかり。まだ開発の初期段階であり、購入はできないという。
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ナビ端末とともに、リアルな世界での移動をより楽しめそう。