これがキーボード? 目の不自由な人をサポートする入力デバイス「FINTIN V1」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

「FINTIN V1」は、目の不自由な人向けに開発されたBluetoothキーボード。ゲームコントローラーのように両手で持ち、指先の感覚だけで直感的にタイピングできる。設定の変更やバッテリー状態の通知などを振動で伝える「触覚フィードバック」を備え、ユーザビリティへの配慮もされている。
Bluetooth 5.0で、最大4台のデバイスと接続可能。電源はバッテリー、充電方式はUSB Type-C。日常的な使い方であれば、最大60時間の連続使用ができるとしている。
一般的なキーボードと同じキー配列
正面には11個のキーが配置され、そのうちの6つのキーモジュールに基本となる文字キーが割り当てられている。キー配列は文字入力用のキーボードで広く使われる「QWERTY配列」を採用。文字入力に必要な英字が、6つのキーモジュールに分割して配置されている形だ。
各キーモジュールは6方向のタッチを認識し、スムーズな文字入力が行えるようだ。
ユーザビリティにも配慮
押しやすい位置に修飾キーや補助キーを配置
文字キーの他に、Ctrl、Alt、Shiftなどの装飾キー、文字読み上げ機能のVoiceOver(iPhone)やTalkBack(Android)を制御する専用キーなども側面に備える。複雑なショートカットも押しやすく、より快適に使えるという。
NFC簡単ペアリング
暗証番号を入力せずにペアリングが可能なほか、NFCタグを利用したクイックペアリング(Androidのみ)にも対応。目が見えなくても簡単にペアリングできる機能が搭載されている。
なお、開発元のONECOMでは、掲載時点で価格や発売時期などの詳細については明らかにしていない。
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もっとコミュニケーションを楽しめる世界が広がるかも。