過疎地医療の解決策?空飛ぶ医者・フライングドクターとは!?【図解 地理と経済の話】

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オーストラリアの面積は769万㎢。日本の約20倍もある広大な国ですが、人口は約2660万人(2024年)と日本の4分の1に過ぎません。人口密度にすると、1㎢あたりわずか3人。なんと日本の100分の1です。シドニーやメルボルンなどの都市部を除けば、必然的に人口過疎地帯となってしまいます。隣の家まで数キロというのもよくある話で、見渡せば視界の端まで草原や砂漠が続くシチュエーションも珍しくありません。ゴミゴミしていなくてよいといえばそのとおりですが、このような広大な過疎地帯に住むときにはデメリットもあります。買い物をしたり医療を受けたりするのに不便なのです。買い物は定期的に遠出して買いだめしておけばよいのですが、急な病気や体調不良が生じたとき、簡単に医療が受けられないのは不便なうえにリスキーです。そこでフライングドクターというサービスが誕生しました。