右手首の角度を残した状態で打つとインパクトに力を加えられる理由とは?【ゴルフ当たる!飛ばせる!スウィング解剖図鑑/奥嶋誠昭】

視聴回数1,020,409

※ 視聴回数は1日1回更新されます。

ラブすぽ

では、ヒンジングの動きについてはどうでしょう。これもやはり、コッキングの動きと同じように動いていきます。つまり、バックスイングで折れていき、トップから切り返しの動きの中で最大に折れ曲がってから、戻っていきます。この動きについては、インパクトでアドレスのときの状態に戻ればいいとも言えますが、一般的にはアドレスのときよりも手首の角度がついたハンドファーストの形でインパクトするのが理想とされます。いずれにしても、最大に右手首の角度がついた切り返し後の状態から、ダウンスイングではどんどん角度がほどかれていきます。そして、インパクトは右手首がある程度曲がった状態で迎えているのです。この形をつくれば、曲がっているものを伸ばすときの力で、ボールを押し込む感覚が持てます。多くのゴルファーにとってなかなか身につかないのが、この「ハンドファーストの形でのインパクト」です。その理由として最近わかったことを紹介しておきます。