前田敦子、三木聡監督に演技絶賛され照れ笑い「さすがセンター」

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俳優の成田凌(28)、前田敦子(31)、六角精児(60)が19日、都内で行われた映画『コンビニエンス・ストーリー』(8月5日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。
 三木聡監督は前田の演技について、「前田さんは日本女優として規格外。たぶん誰もついて来られないんじゃないかな」と力説。「本当に世界レベル。世界のマエアツって面白いことを言っていた人みたい」と三木監督が重ねると、前田は「いましたね」と照れ笑いを浮かべていた。
 演技のアプローチも独特だそうで、三木監督は「脚本の意味とか、役への共感とかをすっ飛ばしているんだけど、芝居をやると1番、本質的なところにたどり着く」とうなる。「さすがセンター。秋元のオッサンもスゴいなと思いましたよ」と重ね、それを聞いた前田はタジタジだった。
 本作は、コンビニが入り口の“ちょっとした異世界”で出会い恋に落ちる二人の物語。映画『くれなずめ』(2021年)以降、何度も共演経験があり、息ぴったりの成田と前田が本作では不思議な距離感のキャラクターで再共演。成田は異世界に迷い込んでしまう売れない脚本家・加藤を演じ、加藤が迷い込む不思議なコンビニエンス・ストア「リソーマート」の店員・惠子を前田が演じる。そして、惠子の夫でコンビニオーナーの南雲役を『大怪獣のあとしまつ』に続き、三木監督作品には2度目の出演となる六角が演じる。