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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 映画『リング』(1998年)で長い黒髪に白のワンピースをまとい井戸やテレビからはい出るホラーキャラクターの貞子が12日、北海道・札幌ドームで行われた『北海道日本ハムファイターズ×埼玉西武ライオンズ』戦のファーストピッチイベントに登場。真っ直ぐ放たれた投球は98キロを記録。3年前の挑戦から2キロ速くなった速球に、3万人の客席からも「ナイスピッチング!」と声援が飛んでいた。
初挑戦の12年には、霊力を使い果たしマウンドに倒れ込み、翌13年ではまたも転倒し、担架で搬送され、悔しい思いをしていた貞子。前回の16年は、“世紀のライバル対決”として96キロの速球を放つも、『呪怨』の伽椰子にヒットを打たれ完敗していた。
この日は、大きく振りかぶったフォームから渾身の“霊球”を放つ。捕手に真っ直ぐ届き、98キロを記録すると、予告編が再生されたビジョンを指さして映画をアピール。多くの野球ファンの歓声の中を満足げに退場していった。
その後の囲み取材では貞子の呪念を読み取ったスタッフが言葉を代弁。「100点満点です!進化した呪いをみなさんに感じていただけたと思います」と成長を実感し、「『リング』シリーズも20年の節目ということで、緊張しましたが、試合の投手につなげられるよう神聖な気持ちで臨みました」と振り返っていた。
女優・池田エライザが主演する『リング』シリーズの最新作『貞子』は24日公開。池田が演じる秋川茉優は、病院で働く心理カウンセラー。警察によって保護された少女を担当するようになると、彼女の周りで奇妙な出来事が起こり始める。さらにWEBマーケティング会社で働く祐介(塚本高史)のすすめでYouTuberになった茉優の弟・和真(清水尋也)は、再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込む。