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※ 視聴回数は1日1回更新されます。声優の小西克幸が5日、都内で行われた劇場作品『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の公開記念舞台あいさつに参加。同作に出演した河西健吾、花澤香菜とともにトークを行った。
小西は、2021年12月から放送されたテレビアニメ第2期『遊郭編』の中心人物、音柱・宇髄天元を熱演。4月よりフジテレビ系で放送がスタートする第3期『刀鍛冶の里編』」では、河西が演じる霞柱・時透無一郎と、花澤が演じる恋柱・甘露寺蜜璃を中心としたストーリーが展開される。
テレビ放送で話題を集めた『遊郭編』が映画館で観ることができる本作。小西は、「家で『遊郭編』を観ているときから、この映像を劇場で観たいとずっと思っていました。スタッフさんにもそういう話をしたりしていたので、念願でした」としみじみ語った。
小西は役作りについて「(キャラクターが初登場した)柱合会議の頃は、“ド派手”というところに特化したキャラクター作りをしていた」と明かしつつ、「『遊郭編』を通してバックボーンなどを知ったおかげで、宇髄天元という1人の人間になった気がする」と振り返った。
その後、河西と花澤も『遊郭編』の印象を語る。花澤は「宇随さん守られたい欲が刺激されるというか」と切り出し、「小西さんの声に“俺について来い”という包容力があって、そこにワクワクした」と力強く伝えた。小西は、冒頭からハイテンションでトークをしていたことに触れ、「きょうは(作中よりも高めの)こんな声でごめん」と謝罪。「イベントを盛り上げたいと思って…」と言い、会場の笑いを誘った。
最後には小西が「柱が3人も集まって、地味に終わるわけにはいかない」と切り出し、「ド派手にいくぜ!」と決めぜりふを言い放つと、スクリーン両端のキャノン砲からテープが発射。台詞どおりの“ド派手”な演出でファンを楽しませつつ、「知っていたはずなのにびっくりした!」とうれしそうに語り、イベントを締めくくった。
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、アニメ第2期『遊郭編』の第10話、第11話と、新エピソードで世界初公開となる第3期『刀鍛冶の里編』の第1話から構成。上弦の鬼たちが集結している。
アニメ第3期『刀鍛冶の里編』は、原作コミックス12巻からの物語で、113年振りに上弦の鬼が欠け、憤る無惨は残りの上弦の鬼たちへさらなる命を下す。一方、妓夫太郎との戦いで刀を刃こぼれさせた炭治郎に鋼鐵塚は大激怒し、新たな刀を求めて、炭治郎は鋼鐵塚のいる刀鍛冶の里へと訪れるストーリー。
第1話は1時間スペシャルで放送され、追加キャラクターの“上弦の鬼”となる黒死牟(こくしぼう)役を置鮎龍太郎、童磨(どうま)役を宮野真守、半天狗(はんてんぐ)役を古川登志夫、玉壺(ぎょっこ)役を鳥海浩輔が声を担当する。
『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた同名漫画が原作で、コミックス累計1億5000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つために<鬼殺隊>へ入隊し、旅に出る物語。
2019年4月から9月にかけてテレビアニメ第1期が放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話からつながる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開され国内の興行収入400億円を突破する大ヒットとなり、2021年12月から映画の続きを描くテレビアニメ第2期『遊郭編』が放送された。