窪田正孝、“新人女優”小西桜子の透明感に「あ、汚れた…」 ペンギン役の役作りは「とにかく冷やす」

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 俳優の窪田正孝(31)が8日、都内で開かれた映画『ファンシー』公開記念上映前舞台あいさつに登壇。共演した女優の小西桜子(21)の初々しさを見て、自身の“汚れ”に気づいたと本音を漏らした。
 小西は本作が商業映画初出演という。窪田らとの撮影を振り返り、「緊張しました。それこそ映画とかでずっと観ていた方々だったので、こんな日が来るとは思っていなかったです」としみじみ。「窪田さんは、優しくて最初からフランクに話してもらい緊張をほぐしてもらった」と笑顔で語った。
 小西の印象を問われた窪田は、「桜子ちゃんとは今回が初めて。まっすぐさでは誰にも負けないんじゃないかな」と真摯な姿勢をほめた。続けて「キャリアを積めば積むほど失うものもある。初々しさ、まっすぐさが欠落してしまう。彼女を見ていて、知らない間にいろんなものが(自分の)肌に染み付いてたりするのかなって。何者でもない透明な桜子ちゃんがそのまま役に浸透していったので、それを真正面で見た時に『あ、汚れた』と思いました(笑)。『汚れてるのか、ダメだ俺』みたいな感じになった」と語り、会場に詰めかけた観客らの笑いを誘った。
 舞台あいさつには、永瀬正敏(53)、廣田正興監督(44)が出席した。
 本作は、とある地方のさびれた温泉街が舞台。彫師稼業を営む鷹巣明(永瀬)は、昼間は郵便配達員として働き、町外れの白い家に住む浮世離れした若きポエム作家・ペンギン(窪田)にファンレターを届けている。2人はなぜかウマが合い、毎日たわいない雑談を交わしていた。そんなある日、ペンギンの熱狂的なファンである月夜の星(小西)が「妻になりたい」と押しかけ、ストーリーが始まっていく。