北野武監督、三池崇史監督との違いを述べ、会場が大爆笑!

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映画監督の北野武(76)が15日、都内で行われた映画『首』(2023年秋公開)の完成報告会見に出席し、2023年秋に公開されることを発表した。また、出演キャストも発表され、羽柴秀吉を自らがビートたけし名義で演じ、明智光秀を西島秀俊、織田信長が加瀬亮、難波茂助を中村獅童が演じるなど、豪華キャスト陣が名を連ねる。
同作は、北野監督が2019年に上梓した同名小説が原作の時代劇アクションドラマ。北野監督が初期の代表作『ソナチネ』(1993年)と同時期に構想し、30年もの長きにわたって温めていた。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望と裏切り、運命とともに描かれ、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開となっている。
そんな野心作で北野監督は、ビートたけし名義で“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を自ら演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島が演じる。加瀬が狂乱の天下人・信長を怪演し、浅野忠信と大森南朋も秀吉を支える軍師・黒田官兵衛と弟の羽柴秀長をユーモアたっぷりに演じ切る。
さらに、秀吉に憧れる百姓・難波茂助を演じる獅童は、北野組に初参戦となる。そのほか木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林意、岸辺一徳らが歴史上の重要人物に独自のキャラでなりきっている。
また、世界三大映画祭の1つ「第76回カンヌ国際映画祭」カンヌプレミア部門に正式出品されることも発表されている。北野監督は、カンヌと並ぶ世界三大映画祭の1つ「ベネチア国際映画祭」で1997年に『HANA-BI』で最高賞の金獅子賞を受賞するなど、日本を代表する映画監督としてカンヌに集まる映画人の間でも高い知名度を誇る。