庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』続編構想明かす 仮面ライダー0号のイラスト初公開

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“原点”をリスペクトしつつ生まれた、新たなオリジナル作品となる映画『シン・仮面ライダー』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつが9日、都内で行われ、池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、森山未來、庵野秀明監督が出席した。
 『シン・仮面ライダー』は、脚本・監督を庵野氏が務め、本郷猛/仮面ライダーを池松壮亮、ヒロイン・緑川ルリ子を浜辺美波、一文字隼人/仮面ライダー第2号を柄本佑、緑川イチロー/チョウオーグ/仮面ライダー第0号というキーパーソンを森山未來が演じている。
 続編への期待が持てるエンディングだったことから柄本から続編の可能性を問われると庵野監督は「企画は、これの脚本を書いている時から書いている。最初に続編が可能なものにした」と明かす。「今、現実的には白紙だけど構想としては残っている。東映さんがやってくれ、と言われたらある話」と話すと「続編はタイトルも決めている。『シン・仮面ライダー 仮面の世界』と書いて『マスカーワールド』と読む。石ノ森先生の原作を読んでいる人は、すぐピンと来る」としていた。
 まさかのプロットも。「日本政府がSHOCKERの人工知能と同じレベルの人工知能を開発する。政治家と官僚がSHOCKERに入って、いろいろやろう、と。それと戦う一文字ライダーの話」と庵野監督はさらっと公開。キャスト陣も「そこまで言っていいの?」と驚いていた。また、庵野監督は「お金足りないので、再生怪人でなんとかしようかな(笑)。なので、イチローの出番もあるかな」と笑いながら「どうなるかわからないですけど構想はある」と熱い思いを明かしていた。
 同作は、望まぬ力を背負わされ、人でなくなった男。与えられた幸福論に、疑問を抱いた女。SHOCKERの手によって高い殺傷能力を持つオーグメントと化した本郷猛は、組織から生まれるも反旗を翻した緑川ルリ子の導きで脱走。迫りくる刺客たちとの壮絶な戦いに巻き込まれていくストーリー。