二刀流で活躍の大谷、「不安はあったが焦りはなかった」

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ロイター映像ニュース

米大リーグ(MLB)エンゼルスの大谷翔平選手は15日、日本記者クラブ主催の会見に出席し、投打の二刀流として活躍した今シーズンを振り返った。 大谷はMLB1シーズン目の途中に右肘の内側側副靱帯を負傷し、投手としては戦線離脱。当初は自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図る「PRP注射」による治療などで復帰を目指したが、最終的にはトミー・ジョン手術(靱帯再建手術)を受けた。 そのため、翌2019年は登板がなく、投手復帰を目指した昨季は右前腕のけがもあって2試合の登板にとどまっていたが、今季は23試合に先発と復活。9勝2敗、防御率3.18の成績を残した。打者としては日本選手過去最多の46本塁打を放ち、本塁打王を争う活躍を見せた。 大谷は「怪我はしていたので、精神的にきつい場面もあったが、それでも必ず投げられると思っていた」と振り返った。またオフに取り組むこととして、フィジカル面の向上を上げていた。