マレーシアのウミガメが危機 温暖化でメスばかり孵化、卵を日陰へ移す活動も

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ロイター映像ニュース

マレーシアの人里離れたビーチで、砂の中に産み落とされたばかりのウミガメの卵をボランティアらが慎重に回収し、日陰の涼しい場所に移すという保護活動を行っている。研究者によると、ふ化するウミガメのオス・メスの比率は卵の時に経験する温度に大きく影響され、温暖化によりオスが減っている。28―30度だとバランスの良い性比を保てるが、ふ化温度が平均で30度を超えると100%メスに偏り、28度以下になるとオスに偏るため、産卵数に影響が出るという。