カトリック教会の頂点に立つローマ教皇を決める選挙(コンクラーベ)がバチカンのシスティーナ礼拝堂で行われ、8日に実施された2日目の投票で米国出身のロバート・プレボスト枢機卿(69)が新教皇に選出された。
初の米国出身のローマ教皇となり、「レオ14世」と名乗る。選出後にサン・ピエトロ大聖堂の中央バルコニーに姿を現し、集まった信者らに「平和があなた方皆さんと共にありますように」とイタリア語で語りかけた。
レオ14世はシカゴ出身。長年にわたりペルーで宣教師として活動し、同国との二重国籍を保有する。2023年に枢機卿に任命された。ローマ教皇としては267代目となる。