子どもたちに資源を再利用する大切さを知ってもらおうと、スマートフォンを実際に分解して学ぶ出前授業が、15日、福岡県宗像市の中学校で行われました。
授業には宗像中学校の2年生たちが参加しました。
回収したスマホは手作業で分解すると、99%が再利用できることを体験します。
昨今のスマホは防水機能が発達しているためカバーを外すのが至難の業だということです。
参加した女子生徒は「難しいです。手作業で分解するのも体験してみると難しいからすごいなと思いました」と話していました。
希少金属といわれる、レアメタルを再利用することで採取に動員されるアフリカの子どもたちの過重労働の改善にもつながるということです。
企画した担当者は「他の家電などのリサイクルにも興味を持ってもらえれば」と話していました。