毎年多くの参拝者でにぎわう節分を前に福岡市の櫛田神社では大きなお多福のお面が門に飾りつけられました。
櫛田神社では時折小雨の降る中、氏子と神職ら20人が額、頬、大きく空いた口の3つに分けられた「大お多福面」を組み立てていきます。
毎年、色を塗り直すなど「お色直し」をして64年前から楼門など3つの門に飾りつけられています。
氏子青年会の堀武志さんは「今年1年の福をどうぞ櫛田神社でお受けいただければありがたい」と話します。
高さ5.3メートル、幅5メートルという大お多福面の大きく開いた口をくぐってお参りすると商売繁盛などさまざまな「福」を授かるとされています。
参拝した親子は「漢字をできるだけ覚えたい」「勉強頑張りたいんだよね」と話していました。
「大お多福面」は来月16日まで飾られます。