北九州市で中学生2人が殺傷された事件で、逮捕された男が事件前に中学生らと目が合ったという趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
先月、北九州市小倉南区のファストフード店で中学3年の男女2人を殺傷したとして逮捕された平原政徳容疑者(43)は、男子中学生を刺した行為を認めている一方で、女子中学生の殺害については容疑を否認しています。
その後の捜査関係者への取材で、平原容疑者が、「事件の前に中学生と目が合った」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
警察は、平原容疑者が一方的に怒りを募らせて犯行に及んだ可能性もあるとみて、動機の解明を進めるとともに、福岡地検小倉支部は近く鑑定留置を行い精神状態を調べる方針です。