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※ 視聴回数は1日1回更新されます。有明海沿岸の秋の風物詩で国の絶滅危惧種に指定されている「シチメンソウ」を守っていこうと、23日、佐賀市の生育地で清掃活動が行われました。
午前10時、佐賀市の東与賀海岸には、地元の保護団体や市の職員などが集まり、ごみや漂着物を拾い始めました。
「シチメンソウ」は、満潮時には海水に浸り干潮時には干潟になる環境で育つ珍しい植物で、秋には東与賀海岸を真っ赤に染め上げることから“海の紅葉”と呼ばれます。
シチメンソウのヤードには、現在、新芽が成長していますが、漂着物などが、生育に悪影響を及ぼす恐れがあります。
シチメンソウを育てる会・石丸義弘会長は、「2018年に全部枯れたんです。その後、種を取ってきて撒いて、やっとここまでなった」と話しています。
市は、今後も清掃活動を続けるとしています。