北海道内では多重事故が相次ぎ、旭川市の「旭山動物園」付近で観光バスなど9台が衝突。
4人が重軽傷を負って、病院に搬送されました。
「観光バスの横に突き刺さるように衝突している別の観光バス。事故から30分経ちますが、現場はまだ騒然としています」(古沢 哲也 記者)
警察や消防によりますと、2月15日午前10時40分ごろ「旭山動物園」東側の出入口近くの道路で、観光バス6台と乗用車2台、軽乗用車1台の合わせて9台が衝突しました。
この事故で乗用車と軽乗用車に乗っていた30代から60代くらいの男女4人が重軽傷を負い、病院に搬送されていますが、意識はあるということです。
観光バスの乗客でけがをした人はいません。
消防によりますと、旭川市内では14日から断続的に雪が降っていて、路面が凍結していた可能性もあります。
また事故後に一部の車は現場を立ち去っていて、警察は行方についても捜査するとともに、事故の原因を詳しく調べています。
一方、15日午後1時半ごろには道東道・むかわ穂別ICと夕張ICの間にある「楓トンネル」内の上り線で複数の事故がありました。
あわせて5台以上がからんでいて、30代の男性などあわせて2人がケガをして病院に搬送されましたがいずれも意識はあるということです。
当時路面は凍結していたとみられ警察で事故の原因を詳しく調べています。