刑務所を出た人が再び罪を犯す、「再犯率」が高止まりするなか、出所者の支援について考えるイベントが開かれました。
札幌弁護士会が開いた2月15日のイベント。
市民らに出所者をめぐる状況を知ってもらい、支援のあり方を考えてもらうのがねらいです。
UHBが制作した出所後の男性を追ったドキュメンタリーをもとに、現状や支援について意見を出し合いました。
「(再犯する人は)社会的に孤立している。ただ罪を犯した人も必ず社会に戻ってくる。社会復帰というのは国民全体の問題」(高野 俊太郎 弁護士)
全国の検挙者数は減少傾向にある一方で、再犯率は2023年時点で47%と高止まりしていて、弁護士会では社会の安定のためにも、支援が必要と訴えています。