【バックカントリー雪崩で死傷】ツアー会社社長とガイドを業務上過失致死傷容疑で書類送検―"危険予測できたのに安全管理を怠り"40代女性客死亡させ2人にケガ負わす_北海道利尻山

UHB北海道文化放送

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2024年3月、北海道北部の利尻島の利尻山で、バックカントリーツアーに参加した7人が雪崩に巻き込まれ、3人が死傷した事故で、警察はツアー会社の社長ら2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
 業務上過失致死傷の疑いで2月4日に書類送検されたのは、ツアー会社の50代の社長と30代の男性ガイドの2人です。
 2人は2024年3月3日、利尻山で雪崩などが発生する危険が予測できたにも関わらず、バックカントリーツアーの中止をせず、安全管理を怠った結果、参加した40代の女性を死亡させ、客2人にケガを負わせた疑いが持たれています。
 利尻富士町には当日の朝までなだれ注意報が出ていました。
 警察は2人の認否を明らかにしていません。