体調を崩したマンボウを元気に 水族館の飼育員がとった秘策

朝日新聞社

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 この冬、休館している山口県下関市の水族館「海響館」のマンボウが体調を崩した。「人懐っこい」マンボウに元気になってもらおうと、飼育員がこらした工夫とは――。
 マンボウ(性別・年齢不明)に異変が見られるようになったのは、昨年12月。好物のクラゲを食べなくなり、アクリルの水槽に頭をこすりつけるようになった。体長約80センチの体が、やや痩せてしまった。