大阪・関西万博のイタリアパビリオンで、ルネサンス期の芸術家・ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」の展示が始まりました。
5月18日、イタリアパビリオンでお披露目されたのは、ミケランジェロが16世紀前半につくった彫刻「キリストの復活」です。キリストが力強く十字架を掲げる姿には、ミケランジェロの創造的なエネルギーとルネサンスが体現する精神性などが表現されているということです。
普段はイタリア中部の州にある教会に保管されていて、イタリア政府は日本やアジアの人たちに実物の良さを鑑賞してほしいとしています。
(イタリア政府代表 マリオ・ヴァッターニさん)「デジタルも素晴らしいし、AIも素晴らしいが、本物を皆さん見てほしい」
「キリストの復活」は万博最終日の10月13日まで、イタリアパビリオンで公開されます。
また、イタリアパビリオンによりますと、館内に5月末、新たにショップをオープン予定。パビリオンのレストランで使用しているソースやパスタといった食材やイタリア製の雑貨などを販売するということです。