兵庫県の告発者さがしは違法との結論に国は納得も、斎藤知事の認識は変わらずでした。
斎藤知事のパワハラ疑惑などを調査した兵庫県の第三者委員会は、元県民局長が作成した告発文書が公益通報の要件を満たし、県が行った「告発者さがし」を違法だと結論づけています。この結論について4月17日、衆議院の「消費者問題に関する特別委員会」で伊東消費者担当大臣は…
(伊東良孝消費者担当大臣)「県議会と第三者委員会等でかなり長時間にわたり審議されてきているものとして、その解釈や結論には一定の納得をしなければならないという思いをしているところであります」
しかし、4月23日の会見で結論の解釈について問われた斎藤知事は…
(兵庫県 斎藤元彦知事)「大臣のご指摘は重く受け止めることが大事だと思う。報告書の提言も大変重い。私としては、しっかり受け止めさせていただきたい。対応についてはこれまで述べさせていただいたとおり」
県の対応に問題はなかったという姿勢を変えませんでした。