「もう一回、あの子とハグがしたい」13年経ても悲しみ募る遺族 京都・亀岡の車両暴走事故 児童ら10人死傷…悪質運転の罰則強化のきっかけに

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MBSニュース

 「あの子の温もりが消えていく…」遺族に悲しみが募ります。児童ら10人が死傷した事故から13年です。
 京都府亀岡市の現場では、事故発生時刻の午前7時58分、遺族らが現場の献花台に花を手向け、手をあわせました。
 2012年の4月23日、無免許で居眠り運転をしていた少年の車が登校中の児童の列に突っ込み、児童や保護者ら3人が死亡、7人が重軽傷を負いました。事故は悪質運転の罰則強化のきっかけになりました。
 (娘・真緒さん(当時7)を亡くした小谷真樹さん)「一人ひとりが生きていれば必ず未来があったし、幸せを見つけて人生生きていたはず」
 (娘・幸姫さん(当時26)を亡くした中江美則さん)「あの子の温もりが消えていくんです。幼い時に背負ってやった幸姫のあたたかさが…忘れてしまっているんですね。もう一回、あの子とハグがしたいです」