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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 在留資格を示す証明書を提示しないのを理由に宿泊を拒否されたのは人種差別にあたるなどとして、在日コリアンの女性がホテルの運営会社を提訴しました。
神戸市に住む在日コリアンの女性(40代)は去年9月、東京都内のビジネスホテルに宿泊しようとした際、従業員から在留資格を示す証明書の提示などを求められました。女性が証明書を持ち歩く必要のない特別永住者であることなどを理由に断ると、宿泊を拒否されたということです。
女性は5月22日、ホテルの対応は人種差別にあたり精神的な苦痛を受けたとして、220万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。
(ホテルを提訴した女性)「私の他にも沢山の同じような思いをした人がいると考えると、今ここできちんとだめなことはだめだと(表明しないといけない)」
ホテル側は「担当者がいないので答えられない」としています。