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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 大阪・関西万博の会場にハエの一種「ユスリカ」が大量発生し、博覧会協会などが対応に乗り出しました。
万博のシンボル・大屋根リング。そこにびっしりと張り付いているのは「ユスリカ」です。
ハエの一種で、蚊のようにヒトの血を吸ったり病気を媒介したりといった害はないといいますが、会場のいたるところで確認できます。
(藤林温子アナウンサー)「向こうは人が入れないんですけども、ユスリカの死骸が多く落ちています」
夕方ごろには、まとまって飛ぶ様子や、光に集まる様子も。ユスリカにとりわけ気を揉んでいるのは、会場内の飲食店です。
(会場内の飲食店 店長)「もう非常に深刻ですよね。床にもたくさんいるので、それを踏んだりしてまた汚くなったりする状況」
5月22日、大屋根リングの上では虫をよけながら歩く人の姿も。
「突然、そのあたりからやんね、突然ですね」
「虫も万博見にきたんかなって言ってるんですけど」
また、虫よけに“おもちゃ”を持ってきた人も。
「これが虫を寄り付かせない。トンボが小さい虫をいちばん捕食するから逃げるんだって、近づかないんだって」
博覧会協会によりますと水上ショーが行われる水辺を中心に広範囲にユスリカが確認されていて、付いている場所に殺虫剤を散布したり雨水がたまりやすい植栽に虫の羽化を防ぐ発泡剤をまいたりするなどして対応しています。
また大阪府はアース製薬に協力を求め、対策を協議しているということです。