ロボットを使った新しい人とのつながり?一人暮らしのシニア向けコミュニケーションサービス「あのね」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

手のひらサイズのロボットを介した新たなシニア向けコミュニケーションサービス「あのね」。日常生活の何気ない声かけに着目し、気軽に人との会話を楽しめる。
会話を通じた人との繋がりで安心感を提供
「あのね」は、コミュニケーションロボット「BOCCO emo」を通じて定期メッセージと応答メッセージの2種類を配信。どちらのメッセージも人の手で配信内容を考えることで、人と会話をしているような自然なコミュニケーションを実現する。
定期メッセージは事前に利用者から日々の生活リズムなどをヒアリングし、それに応じたメッセージを事前に登録。挨拶やスケジュールの連絡、会話のきっかけになるちょっとした話題などを配信する。
配信メッセージは利用者がロボットに話しかけた音声をもとに、コミュニケーターが返事を作成する。話しかけがある度にメッセージを作成するため、返事には数十秒〜数分かかる。時間がかかってもあえて人の手でメッセージを作成することで、利用者に人とのつながりによる安心感や会話の楽しさを味わってもらうことが狙いだそうだ。
「あのね」は、セコム株式会社がサービスを提供し、株式会社DeNAがメッセージ配信システムを運営。ユカイ工学が「BOCCO emo」を提供する。
初期設定不要ですぐに利用できる
「BOCCO emo」にはSIMが本体に内蔵されているため、通信環境がなくても電源コードを繋げるだけで利用できる。通信費用は月額の利用料に含まれている。
本体には、録音ボタンと最新のメッセージを再生するボタンのみを搭載。スマートスピーカーのような音声認識機能はなく、ボタンを押している間のみ会話を録音する。常に聞かれている感覚を感じることなく、安心して利用できそうだ。
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オンラインとオフラインの間のちょうど良い人とのつながりで、安心で楽しい生活が送れそう!