ANAが手がける粋なはからい。ゲームのレジェンドもドット絵に!

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

え? ANAが?あの全日本空輸株式会社が?
と思わずにはいられないが、日本のゲーム史を振り返る企画をANAが実施中。そのクオリティに感動しきりだ。
航空会社がなぜ、日本のゲーム史を振り返っているのかというと、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」の企画の1つ。
その名も「GAME CHRONICLE」。
日本のゲーム史を1980年代、1990年代、2000年代、2010年代と、4つの時代にわけ、象徴的な歴史をトピックで紹介している。その数、なんと100種類。
ハードウェアとソフトウェアの進化、アーケードゲーム、最新のeスポーツなど、多岐にわたっているだけでなく、年代が進むごとにステージもその当時のグラフィックに進化していくという、気合の入り具合だ。
歴史を振り返るには、まずキャラクターの操作方法から
この企画の一番おもしろいところは、コンテンツ自体が横スクロールアクションゲームになっているところ。
外国人訪日客風のキャラクターをキーボードの矢印キーやスペースを駆使して操作し、各ステージに散らばるアイテムをゲットしていくゲームになっているのだ。
各ステージには計25個のアイテムが存在し、各年代ですべてのアイテムを取得すると、合計100個のアイテムをゲットできる。
アイテムは、「ハード」「ソフト」「アーケード」「アナログ」「eスポーツ」で構成されており、日本のゲーム年代記を完成させられるし、集めたアイテムの詳細な情報をチェックできる。
ハードやソフトの進化の歴史に始まり、アーケードゲームやeスポーツ、更に将棋など、伝統から最新まで、網羅的に日本のゲーム文化への理解を、遊びながら深められるのだ。
遊べるだけじゃない! インタビュー映像は見応え抜群
ステージを進むにつれて、どこかで見たことある人物たちが登場。
なんと! 永世七冠を達成した棋士、羽生 善治氏やファミコンの開発者である上村 雅之氏、日本初のプロゲーマー梅原 大吾氏など、日本のゲーム史に名を刻むレジェンドたちがドット化して登場。
しかも、ただゲームの背景となっているのではなく、話しかけるとインタビュー映像が見られる。これもまたゲーム的。
内容は「プロゲーマーが明かす勝負哲学」や「スペースインベーダー誕生秘話」など、ゲームに興味がなくてもインタビュー映像として、見応え抜群。全部で7本用意されており、それぞれ約6〜7分の動画になっている。
この企画のために、この豪華な面々が喜んで参加してきたというのだから、レジェンド達のゲームに対する熱い想いに感動しきり…。
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世界中に驚きと笑顔・感動を送り届けてきた日本のゲームたち。日本のカルチャーを世界に発信するANAのプロジェクトに乗っかって、訪日客の視点から日本の魅力を再確認してはどうでしょう。
ANA