能登地震と豪雨があっても「おかげさまで約5割ほどの田んぼで稲作できました」  田の神様にお礼、風呂やごちそう振る舞う 伝統の農耕儀礼「あえのこと」

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石川県の能登半島北部「奥能登」の農家に古くから伝わり、国の重要無形民俗文化財に指定されている農耕儀礼「あえのこと」が5日、被災各地で行われ1年の収穫を感謝した。輪島市三井町では元日の地震で損壊した建物に代わり、ボランティアが復興拠点とする古民家に「田の神様」を招き入れ、風呂やごちそうを振る舞った。あえのことは田の神様に感謝し、五穀豊穣を祈る儀礼。毎年12月5日に田んぼから神様を家に招き入れ、冬の間休んでもらい翌年2月9日に送り出す。