地下鉄サリン事件30年「本当はこんな人生じゃなかったと思うと、悔しい思いも」遺族が献花「オウム真理教とずっと闘っている現状…」

共同通信社

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14人が死亡、6千人以上が重軽症となったオウム真理教による地下鉄サリン事件の発生から20日で30年となった。犯罪史上類のない無差別テロに巻き込まれ、今もなお後遺症に苦しむ被害者は数多い。現場となった東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)には献花台が設けられ、事件の発生時刻に合わせて駅員らが黙とうをささげた。
地下鉄職員の夫を亡くした高橋シズヱ(たかはし・しずえ)さん(78)は献花後、取材に応じ「長い30年だった。事件のことを忘れないでいただきたい」と話した。中野洋昌国土交通相も献花に訪れた。