喜ぶ生活保護受給者、国の敗訴が確定 最高裁が判決「引き下げは違法」減額処分取り消し

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国が2013~15年に生活保護費を引き下げたのは違法だとして、受給者が国と自治体に減額処分の取り消しなどを求めた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は27日、引き下げが違法だとして処分を取り消した。行政の裁量には一定の制約があることを示した形。敗訴が確定した国側は、減額分の支給など対応を迫られることになる。