村田兆治、離島の“地域復興”に野球で貢献「人類みなきょうだい」

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オリコン

日本財団が推進する『HEROs AWARD 2021』の表彰式が20日、都内で行われ、男性部門を元プロ野球選手の村田兆治、女性部門を女子100メートルハードル東京五輪代表の寺田明日香、チーム・リーグ部門をプロバスケットボールチームの千葉ジェッツふなばし、特別表彰を歌手のAIが、それぞれ受賞した。
 『HEROs AWARD』は、社会のため、地域のため、子どもたちの未来のため、競技場の外でもスポーツマンシップを発揮している多くのアスリートたちを称え、支えていくためのアワード。
 村田は、現役時代には全身を使って投げる独特なフォーム「マサカリ投法」を代名詞に大投手として名を馳せた。現在は、プロ野球OBで結成した「まさかりドリームズ」の投手兼監督を務め、全国の離島球児たちの夢舞台となっている中学生野球大会『離島甲子園』を開催している。
 表彰式には、「離島甲子園」出身で巨人からドラフト育成6位の指名を受けた菊地大稀投手も駆けつけた。菊池から記念品を受け取った村田は「人類みなきょうだいです。みんなで力を合わせて社会貢献の一環として日本に元気を出すことの手本ができたと感じています。その中に私がいることが名誉に思います」と感無量の様子でコメントし「今後も新たな人間形成や健全な少年少女の育成を促進することで、離島の地域復興を続けていきます」と決意を新たにした。