永野芽郁、“世界の渡辺謙”に大緊張も朝ドラ「半分、青い。」ネタで大爆笑!

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俳優の渡辺謙(63)と永野芽郁(23)が4日、東京・丸の内ピカデリーにて行われた『ワーナー・ブラザース100周年記念セレブレーション・イベント』に参加し、同スタジオが手がけてきた名作を振り返りながら、エンターテインメントの魅力について語った。
ワーナー・ブラザースは、1923年4月4日に、ハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立され、100年にわたって数々のエンターテイメント作品を提供し続けてきた。このアニバーサリーに際し、同社では「物語の力。―100周年」をキーメッセージとして掲げ、東京都練馬区のとしまえん跡地に今夏オープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」をはじめ、さまざまな企業やアーティストとのコラボレーションプロジェクトを予定している。
ステージに登場した永野は、この日が初共演だという渡辺に「緊張しています。すごいです…」と伝えると、渡辺は「朝ドラ観ていました」と話しかけながら、「娘より年下ですからね」と優しげな笑みを浮かべた。
その後、同スタジオを年代別に振り返る映像や、作品をテーマとしたトークが展開された。初めて映画館を体験した際の思い出を聞かれた永野は、「学生時代は、劇場に行くこと自体が特別なできごとだった」と振り返り、「高校1年のときに地方ロケに行って、そのときに初めて1人で映画館に行ったんです。だけど、スクリーンを観ているときは1人じゃないというか…そう思えるくらい入り込めた。それを鮮明に覚えていますね」と目を輝かせた。
また、思い入れの深い作品には、2大オスカー俳優ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが初共演を果たした『最高の人生の見つけ方』(2007年)を挙げ、「『人生の喜びを見つけられるか、誰かに喜びを与えられるか』みたいなセリフがあって。普段から自分の機嫌は自分で取りたいと思ってすごしているんですけど、誰か周りの人を喜ばせることはできるのかと考えると、この仕事をしている自分にも響くものがある」とし、「今でも大事なときに観る作品です」と思いを伝えた。
その後MCから、「渡辺さんのように、いつかはハリウッドに挑戦したいという思いも?」と聞かれた永野は、「謙さんを前に挑戦したいだなんて…」と恐縮しつつも、しっかりとした口調で「挑戦したいです」と意欲を見せた。「よく『進出』とか『挑戦』って言うじゃない。でも、これだけユニバーサルになっていて、もっと言えば配信も合作映画もある。だからハードルを上げずに、面白い話がきたらポンッとやっちゃえばいい。選んでから『しまった…』って苦労すればいいんですよ。僕はそのクチで、選んでから必死にやる」とエールを贈った。
先輩からの言葉に、永野は「がんばります!」と力強く応え、最後に「いち俳優として、これからも作品に真摯に向き合っていきたい。そして、いつか謙さんとご一緒できるようにがんばります」と宣言した。