参院選“一票の格差”提訴 「福岡は福井を1票とすると0.44票」

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「一票の格差」が解消されないまま参議院議員選挙が実施されたのは憲法違反だとして、弁護士らが22日、選挙の無効を求め福岡高裁に提訴しました。
今回の提訴は、2つの弁護士グループによって全国一斉に行われました。
訴状によりますと、20日投開票が行われた参議院議員選挙で、全国各選挙区1議員当たりの有権者数の差が最大で約3.1倍になっているなど、憲法が求める人口比例選挙の要求に反しているとして、選挙の無効を求めています。
福岡選挙区の場合、1議員あたりの有権者数が最も少ない福井選挙区の投票価値を1票としたとき、0.44票だったとしています。
弁護士グループは、2009年以降のすべての国政選挙で同様の提訴を行っていて、2013年の参院選では最高裁判所が「違憲状態」と判断し、その後「合区」が導入されました。