中秋の名月となった9月17日夜、北海道南部の乙部町で、夜に虹が出現する珍しい現象が撮影されました。
暗闇にうっすらとかかる白いアーチ。
乙部町では17日夜、中秋の名月の月明かりが空気中の水滴に反射、屈折してできる、白い虹「月虹(げっこう)」がみられました。
条件がそろわないと見られない珍しい現象で、海外では「ムーンボー」とも呼ばれています。
「何となくうっすら見えるか見えないかなっていう感じ何か感動でしたね。」(撮影した西田卓見 さん)
乙部町では17日、夕方は雨が降り、夜は霧が出ていたということです。
「川霧なんですよね。月にはちょっとまだかからない時間だったので、光量もたくさんあるなと思って」(撮影した西田卓見 さん)
18日夜は満月です。
北海道内は広く晴れて、お月見が期待できそうです。