2024年10月、北海道オホーツク地方の斜里町の川でサケを密漁した疑いで闇バイトグループ6人が逮捕された事件で、全体の指示役とみられる暴力団幹部の男が逮捕されました。
水産資源保護法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、福島県に拠点を置く指定暴力団・稲川会系の暴力団幹部、根本亮一容疑者(40)です。
根本容疑者は、2024年10月、北海道斜里町の海別川で共謀し、サケ29匹を密漁した疑いが持たれています。
この事件では、これまでにSNSで募集された「闇バイト」に応募したベトナム国籍の男など、実行役の男6人が逮捕されていました。
根本容疑者は現地へ出向かず、全体を仕切っていた指示役とみられています。
警察は根本容疑者の認否を明らかにしていません。
警察はほかにも実行役がいたとみて、さらに調べを進めています。