年間100万人の利用を目指す札幌市東区の札幌丘珠空港で、札幌市はターミナルビルの拡張を、建て替え案を優位に進める方針であることが分かりました。
2030年までに滑走路を300メートル伸ばし1800メートルにして、年間の利用客数100万人を目指す「札幌丘珠空港」。
便数が約2倍となって利用客も増えることから、札幌市は空港ターミナルビルを拡張する方針です。
現在、同じ敷地内に建て替えるか、増築するかを検討中で、優位に進む建て替えとなれば、延べ床面積が約7000平方メートルと、現在の約3600平方メートルの約2倍となります。
保安検査場の拡充や飲食店のスペースも増え、空港利用者以外も楽しめるよう、検討されています。
事業費は数十億円規模で、市は2025年度中に計画をまとめたいとしています。