【まるで雪?】ライラックやフジが見ごろの中でフワフワ舞う白い物体…初夏の風物詩「ポプラの綿毛」が飛び始める…高気圧の影響で北海道内は10日ぶりの夏日に

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 「昨日まで涼しい日が続いた北海道、今日は一転半袖になりたくなるほど暑いです」(川瀬雄也記者)
 高気圧に覆われ、強い日差しのもと、気温が上がった5月28日の札幌市。
 最高気温は24.2℃と、7月上旬並みになりました。
 「しばらく寒い日が続いていたので、きょうはいいですね」(札幌市民)
 「急に…きょう着るもの何着ていいか分からない、さっきトレーナー着ていたけど暑くて脱いだ」(札幌市民)
 「暖かくなってきて、どうですか?気分は?」(川瀬記者)
 「そりゃそうですよ。半年寒かったんだから」(札幌市民)
 北海道内の28日の最高気温は、北見市で26.9℃と10日ぶりに夏日になったほか、札幌市手稲区や旭川市など、23地点で25℃以上となりました。
 札幌市の中島公園では、初夏の陽気の中、地元の人や観光客が見ごろを迎えたライラックやフジの花などの香りを楽しんでいました。
 そんな中、気になるのが”ふわふわと空中を舞う白い物体”…。
 「暖かく過ごしやすいきょうの札幌、季節外れの雪でしょうか?違います。こちらは、ポプラの綿毛のようです」(川瀬記者)
 「この辺、飛びすぎていて嫌ですね。顔につきそう鼻にはいってきそう」(札幌市民)
 初夏の風物詩でもあるポプラの綿毛…。
 公園の管理事務所によりますと、綿毛は数日前から飛び始めたということです。
 道内は、29日・30日と、日に日に暑さが増す予想で、急な暑さによる熱中症などには注意が必要です。
 暑くなって、窓を開ける機会も増えてきましたが、28日にこどもの転落事故がありました。
 北海道江別市で、28日午前10時ごろ、一戸建て住宅の2階の窓から、5歳の男の子が転落しました。命に別状はないという事です。
 当時、母親は3歳の子どもと庭にいたという事で、家の中には当時5歳の男の子だけがいたという事です。
 東京消防庁によりますと、窓やベランダからの子ども(0~5歳)の転落による救急搬送人数は、5月が突出して多くなっています。窓を開ける機会が増えることも要因のひとつと考えられるという事です。
 では、窓やベランダからの転落を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
 まずは、窓やベランダの近くには物を置かない事。
 
 窓は、子どもの手の届かない所に、新たにカギを付けることも有効です。
 そして大事な事は、窓を開けている時には、子どもから目を離さないという事です。
 暑さで窓を開ける機会が増えてきますが、十分に注意していきたいですね。