【ホバリングして救助の一部始終】円山で登山中に転倒かー男性が頭から血を流し『動けない』ヘリで引き上げ救助「転んでケガした」と自ら話すも通報から1時間後に意識なくなり搬送_北海道札幌市

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 札幌市中央区の円山で5月29日朝、登山客とみられる高齢の男性が頭を打ち、意識不明の状態で搬送されています。
 山頂付近でホバリングする救助ヘリ。
 29日午前8時50分ごろ、札幌市中央区の円山で「転倒したようで動けない男性がいる」などと、登山客から消防に通報がありました。
 男性は80代ぐらいで、頭から血を流していましたが、当時は意識があり、現場では「自分で転んでケガをした」などと話していたということです。
 しかし、通報から約1時間後に救助ヘリで引き上げられる時には、男性の意識は無くなっていて、その後搬送されています。
 現場は山頂から約50メートル下の登山道上で、警察が状況を調べています。