知人に手口を教えて新型コロナウイルス対策の持続化給付金100万円をだまし取ろうとしたとして、男子大学生が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、北海道・江別市に住む大学生、吉野涼容疑者(21)です。
吉野容疑者は2020年6月、知人男性に手口を教えて、新型コロナウイルスの影響で事業主などを支援する国の「持続化給付金」100万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
2人は共謀して収入が減った個人事業主を装って国にオンラインで申請していましたが、男性が申請を取り消して警察に自首したため、不正が発覚しました。
吉野容疑者は容疑を認めていて、別の複数の知人にも同様に手口を教えていたほか、自らもうその申請をして100万円を受け取っていたとみられています。
持続化給付金の不正をめぐる北海道内での逮捕はこれが初めてです。