斎藤知事「心ない誹謗中傷しないで」 立花氏への呼びかけは明言せず

視聴回数851,217

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
朝日新聞社

朝日新聞デジタル

 昨年11月の兵庫県知事選以降、SNSでの真偽不明の情報発信や誹謗(ひぼう)中傷がやまない。18日には、それがつらいと周囲に話していた前県議が死亡した。斎藤元彦知事は22日の定例記者会見で、「心ない誹謗中傷などはしないで」と訴えた。一方、前県議に関する根拠のない情報を投稿した政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に対して呼びかけるとは明言しなかった。
 亡くなったのは、斎藤知事らを内部告発した元西播磨県民局長(故人)の文書について調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)委員だった竹内英明・前県議(50)。捜査関係者によると、県警は自殺とみている。
 竹内氏をめぐっては、立花氏が「逮捕される予定だった」などといったSNS投稿をした後、県警本部長が否定。立花氏は、書き込みや動画を削除した。