大型連休後半を迎えた3日、大阪・関西万博(大阪市此花区)では徳島県主催の阿波踊りイベント「世界が踊る日」があった。鉦(かね)や太鼓、三味線の音が会場を包み、ピンクや青など色とりどりの衣装を身にまとった男女が踊りを披露すると、来場者から拍手がわいた。
イベントには同県内を中心に9団体約700人が参加。各団体が会場内の4ステージをめぐり、午後1時半から約6時間続いた。日没後にEXPOアリーナ「Matsuri」であったフィナーレでは、来場者も巻き込んで大屋根リングを模した踊りの輪をつくり、リングの理念「多様でありながら、ひとつ」を阿波踊りで表現した。