準硬式野球の歴史に幕 大阪で独自発展、岡田監督や桑田さんもプレー

朝日新聞社

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大阪で70年以上にわたり続いた中学校の準硬式野球が今月、その歴史に幕を閉じた。大阪で独自に発展し、名だたるプロ野球選手も多く輩出した。最後の試合、選手たちはゲームセットの瞬間まで白球を追い続けた。準硬式球は、外見は軟式球と同じだが、中身には硬式球と同じような芯が入っている。打球音やバウンドは硬式球に近い。硬式野球のような「カキン」という打撃音や、本格的なプレーが楽しめるとあって、野球熱の高い大阪で広まった。