池田エライザ 監督業へ臨む気持ち「恐怖心を超える好奇心がある」

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新TVCM「なりたい気持ち、自由自在。光」篇と「なりたい気持ち、自由自在。空」篇は、池田さんの表現者として臨む俳優やモデル、監督業といった仕事の現場から、友人たちと盛り上がるカラオケ、部屋で一人のんびり過ごすプライベートショットまで、8つのシチュエーションを中心に描写したドキュメント仕立てのストーリー。
一番の見どころは、さまざまな“顔”を持つ池田さんならではの、多彩かつ魅力的な表情です。
ファッションショーのバックステージを描いたシーンでは、多くのモデルやスタイリスト、スタッフが一堂に集い、慌ただしく準備する空気感をリアルに再現。
ファッションショーに臨むエライザさんの緊張感を、手持ちカメラの長回しで強調したほか、あえて鏡の中の表情を追いかけたり、正面以外にもさまざまな角度から狙ったりすることで、モデルの顔になっていく池田さんの変化を臨場感たっぷりに捉えました。
準備が整い、まばゆい光に包まれてランウェイに向かう場面では、髪をかき上げながら振り返り、素晴らしい表情を連発していた池田さん。
その完璧な立ち居振る舞いに、カットが掛かった瞬間、スタッフから大きな拍手が湧き起こりました。
アクションの撮影中、50メートルほどの距離を全力疾走しながら敵の攻撃を次々と避けるシーンでは、OKテイクのプレイバックを確認した後、「スピード感が足りないなぁ」とつぶやいた池田さん。
横にいた監督が「もうワントライしてみますか?」と尋ねると、「やります!」と元気よく応じて、再チャレンジすることになりました。
池田さんは、アクション指導の先生から身体の動かし方や走り方について修正点を伺い、一連のアクションを再構築すると、仕切り直しの本番では前回よりもスピード感が大幅に上昇。
映像全体の迫力もアップし、エライザさんはヘトヘトになりながらも、その表情には「演じ切った」という充実感が垣間見えました。
モニターを見つめていた監督役の池田さんが「はい、カット!」「OK!」と声を上げた瞬間、機材を移動するために周囲の人々が忙しなく動き出すシーン。
さっそく自らのプレイバックを確認した池田さんは、「OKと言っている時、こんなに楽しそうな顔をしているんですね、私(笑)」と、自分でも気付かなかった意外な一面を発見したことを素直によろこんでいました。
そんな自然体のお芝居の甲斐あって、あっという間に撮影が終わった後、「もっと怖い感じの監督の演技は撮らなくても大丈ですか?(笑)」と演出を手掛けるディレクター(監督)に尋ねた池田さん。
茶目っ気たっぷりの冗談に、現場の雰囲気も大いに和みました。
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