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※ 視聴回数は1日1回更新されます。「咳をしても一人」。
この句は自由律俳句を代表する俳人、尾崎放哉の代表句の1つです。
咳をするとその音が響くだけで誰もいない、そんな孤独感をわずか9文字で表現した名句です。
さて、近年はコロナ禍の影響で、公共の場で咳き込むと辺り一帯に不気味な静寂が訪れるという、この句とは別の孤独感が生まれることになりました。
冷たい視線とともに、電車などでは揉めごとが起こるケースもあるようで、「咳をすると危険」なんて句が詠まれないことを祈るばかりです。
今回は、「咳き込み」を英語で紹介。