『北陸新幹線の延伸』京都市長らが“地下水への影響懸念”を指摘 松井市長「水は京都の生活文化、産業文化を支えてきた」

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MBSニュース

 北陸新幹線の新大阪までの延伸をめぐり、京都の知事や市長らが与党ヒアリングで地下水への影響に懸念があるなどと指摘しました。
 12月13日午前8時から行われた与党プロジェクトチームによるヒアリングには、京都府の西脇隆俊知事や京都市の松井孝治市長らが出席しました。与党プロジェクトチームでは北陸新幹線の敦賀からの延伸について、福井県小浜市を通って京都駅へ南下する「小浜・京都ルート」での建設を決めていて、出席した知事らから意見の聞き取りを行いました。
 (京都市 松井孝治市長)「地下水、水の問題の懸念があると。酒造りだけでなく京料理であるとか、染色であるとかいろんなもの、京都の生活文化、産業文化を支えてきたその水に対する懸念ということを申し上げました」
 ほかにも建設残土の処分や工事車両による渋滞などに課題があり、住民に丁寧な説明が必要との指摘もありました。